pixta_5382009_S.jpg介護施設の中にも種類は沢山ありますね。
特別養護老人ホーム、老人保健施設、有料老人ホーム、グループホーム、小規模多機能型設、ディサービス。
といった様々な機能の違う施設があります。
特別養護老人ホームは、終の住処とも言われ、高齢者の方が人生の最後を過ごされる施設です。
老人保健施設は、在宅復帰施設になりまので、リハビリなどを行いながら在宅復帰を目指す施設です。
有料老人ホームや、グループホームは、ある程度自立されているけれども少し介護の手が必要だったり、独り暮らしには不安があるといった方がおられます。
どの介護施設にも共通して言えることは、医療を必要としない、あるいは、慢性期で病状が落ち着いている方が対象となるということです。
それに比べ、一般病院は治療を目的としているまさに急性期の方が対象となります。
一般病院と介護施設の大きな違い。
それは治療の場であるか、生活の場であるか、という所だと思います。
その違いはとても大きなものがあります。
病院では、治療が優先になりますから、ある程度患者さんに生活や行動が制限されることもあります。
しかし、介護施設はご利用者様の生活の場ですから、一番に優先されるべきことは、ご利用者様の意思です。
とくに、老健では在宅復帰が目的となりますので、自立して頂く事がメインとなります。
例え医療面で不安があったとしても、やはり老健である以上、生活や行動を妨げないよう見守っていく事が必要になります。
ですから、看護師は病院の感覚で介護施設で働くことはできません。
最初はこんなんでいいのだろうか…という葛藤もあるかもしれません。
しかし、ご利用者様の生活を重視したケアの仕方に慣れると、それがADLの向上につながったり、その人らしい生活を守る事につながっていくということに気づきます。
病院における看護師の役割は、疾患の治癒に関わるケアになりますが、老健においては今ある生活を維持させることの健康管理がメインになっていくのだと思っています。